富山の気候にあった住まいを
西川建築は、その土地にあった住宅を建てています。
北陸の冬は積雪もあり、強度と湿度といった条件が必要となります。さらに夏は湿度も高く気温も割と高い土地柄です。
西川建築が手刻みを続ける理由
一般住宅にも入ってくる大黒柱・小黒柱…これらはプレカットでは加工出来ないですし、加工できても美しく建物の仕様にあった仕口ができません。…となれば手刻みになります。
プレカットでも受注し加工しますが、実際は腕の良い大工が手刻みをしています。一般住宅と一言で言っても仕様は様々…その家にあった仕口を考えれた時プレカットで出来る仕口は限られており、簡単な事もできません。
私が言いたいのは、プレカットも手刻みも適材適所に利用する事で良い家を造る事が出来ると言うことです。
最近は価格と品質競争が激化しているので、会社が手刻みで住宅の付加価値を上げて営業をしても最終的には価格で判断されてしまうケースが多くあります。(品質は落とさず値段を落とそうと発注者は考えます)
新築注文住宅で土地のある場合、ご相談から施工、完成引き渡しまでの流れをご説明します。
(場合により多少前後する場合もございます。)
1.最初にお話しをお聞かせください
西川建築は堅苦しいお話しは致しません。お気軽に世間話をするように、声をおかけください。最初に住まいづくりのおおまかなご要望を伺います。完成時期のご希望も伺います。
そのあと、敷地、お住まいの好みや家族構成、現在お住まいの住宅に対する不満や悩み、資金計画から今後のご要望などをお聞かせ下さい。
土地のご相談も承ります。住まいづくりに関することは、なんでもお気軽にご相談ください。
2.敷地調査を行います
ここが大事なところです。ご要望どおりに家が建てられるか、建ぺい率や地目など、土地を事前に調査致します。実際に現地で敷地条件を確認します。
3.プランと概算をお出しします
この時点でお客様のご希望にお応えする最適なプランを提案し、概算の見積もりをお出し致します。変更点があれば、何度でもお申し付けください。
4.概算をご覧になったうえで、細かい仕様をお聞かせください
現地調査からお客様のご要望に合わせたプランをご一緒につくりあげます。
この時点でお見積が確定致します。
耐震住宅は、地震や台風などの自然災害に強いダイライト構法でつくります。
現代の家づくりは、柱と強い『壁』を組み合せて家全体を支えます。耐震住宅の家の強さは『壁』の強さにかかっているといっても言い過ぎではありません。ダイライト構法で建てる耐震住宅なら、地震の力を壁全体で受け止め分散させるので、ビクともしません。
耐震住宅の壁は、湿気を通しやすくできています。寒暖の差が大きく、湿度が高い日本の風土。暑さ寒さやジメジメは住まいの”健康”にも大きな影響があります。外部からの雨や雪はもちろん室内からの湿気も、壁内部の結露の原因です。柱や土台の腐れの原因になる壁内部の湿気をうまく外部に放出すれば、家は長持ちします。
ダイライトの壁は、化学物質を放散しないので、健康的な家を保つことができます。
もちろん、室内の湿気を排出し、ダニ・カビの原因“結露”を防ぐことも大切です。何より家族が元気いっぱい暮らせることが一番大切です。
とやまの家の特徴
とやまの家には、主に柱はスギ、土台は北洋材カラマツ、梁桁はベイマツ、下地材は北洋材アカマツ・エゾマツなどが用いられます。柱は雪重量の関係で3寸5分(10.5cm)の太さではなく、4寸(12cm)が主となっています。また最近は柱、梁桁などに集成材が使われることも多くなっています。集成材は板材を接着したものですが、接着層ではがれる心配はなく、強度も素材の1.5倍が認められています。富山県内には、造林地の地形・地質や標高等の自然条件や導入過程の違いによって、タテヤマスギ・ボカスギ・カワイダニスギ・ミオスギ・リョウワスギなどが植えられてきました。
なかでも、造林面積から見て、本県を代表する品種は、タテヤマスギ・ひみ里山杉・マスヤマスギといえます。
外国や他県の森林ではなく、富山の森林の育成を支援することとなり、「土砂の流出防備」や「水源のかん養」など、富山の森林の持つ公益性を増進できます。
よく「木は体に良い」と言われますが、果たしてどこがどのようにいいのでしょうか。このようなお話をご存知でしょうか。
ある大学教授が、コンクリートで作った箱と木箱にマウスを入れて育ててみました。その結果、木の飼育箱のマウスは圧倒的に生存率が高くなりました。マウスと人間を比較するのは極端な事例かもしれませんが、実はその他の点においても木は人間の体の五感に働きかける素晴らしい素材であるといえるのです。
さらには、ヒノキ、ヒバ、スギなどの木の香りは強力な防蟻・防ダニ作用があるといわれています。