皆様ご無沙汰しております。
毎度毎度ブログを書こうという意欲だけは溢れんばかりですが、いざとなるとなかなか筆が進みません。トホホ・・・。
雪も少しだけで暖冬真っ盛りですが、今年の水不足が少し心配です。
さて、建築士の資格を持っている人は年間に様々な講習会に行って、いろいろな考え方や最新の住宅設備などを勉強してきたりします。
今回行ってきたのは「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合」所謂「木耐協」の全国大会でした。
東京都市大学 工学部建築学科 教授 大橋氏による耐震基準についての講演。
熊本地震などの各種データに基づいた考察。耐震住宅先進国の日本は「命を守る」だけではなく「財産も守る」という大地震を想定した住宅の耐震対策について。
日本防災教育訓練センター サニーカミヤ氏による災害時に備えた対策をワークショップ形式で実践。水害に備えた耐水化建築。
「防災を本気でやる!」という非常に熱い方。お家でも職場でも災害時のマニュアル作成などの講演。
そしてなんと言っても建築をやっている人なら必ず聞いたことがある世界的建築家。
世界の安藤忠雄氏の講演会。
※冒頭5分だけ写真撮影の許可がありました。もうちょっと前に座ればよかった・・・。
非常にインテリジェンスとクリエイティブな感性溢れる、大阪のおっちゃんでした(笑)
失礼な表現ですが、しかし、だからこその人としての魅力があふれ出ておりました。
講演自体も引き込まれ、随所にジョークがちりばめられどっと笑いが起こる非常に有意義な時間でした。
建築センスは言わずもがなですが、努力の方なのだなと改めて実感。
安藤氏は近所の大工さんや左官屋さんが一生懸命仕事しているのを見て建築を志したそうです。
私たち工務店に、地域の住宅を守るのは工務店だ。誇りを持って頑張ってほしい!と激励をいただき襟を正させていただきました。
これからも私たち工務店ができることを精一杯させていただき地域の興隆に尽力してきたいと思います。