みなさま、こんにちは。
すっかり気温も下がり、朝夕はかなり寒くなってきました。
季節の変わり目の風邪など気を付けましょう。
さて、弊社は住宅の省エネ化を積極的に進めております。
断熱性能が向上すると、とある問題が出てきます。
室内外の温度差が大きくなり壁体内に結露が発生しやすくなります。
コップに冷たい水を入れるとコップの表面に水滴がつく現象と同じですね。
所謂「壁体内結露」です。
結露の発生を防ぐ方法は様々ありますが、温度差の発生することろで湿度を含んだ空気が直接触れ合わないようにすることが重要です。
弊社では以前から防湿気密シートの施工をしています。ですが人間の手で施工する以上、目に見えない隙間があるのですが、具体的にどのくらい隙間が空いているか、わかりません。
隙間があるとそこから空気が侵入し、室内の空気と触れ合い「壁体内結露」が発生してしまいます。
そこで「気密測定検査」を行い、実際にどのくらい隙間があるのか試験することができます。
最近「気密住宅」「高気密住宅」と言われる住宅がありますが、この検査により判明した実際の隙間の大きさで「気密」「高気密」が決まります。
これによって目に見えない隙間から漏れる空気を見つけ、出来るだけ隙間を減らして気密性能を上げていきます。
弊社では気密測定技能者、気密測定技能者従事事業所として登録しました。気密検査はこの二つがなければ実施できないものになります。
これからの高断熱住宅、省エネ住宅には気密にも注目して、よりよい住宅を建築できるようにしていきます。